温度変化による構造体の膨張、収縮によるひび割れ防止および振動周期の異なる構造物の接続などに用いる接合方法および接合部分を言う。
異種構造の建物では、それぞれの固有振動周期が違うため、地震等の振動に対し変形方向および変形量などが違い、この違いを吸収するような接続方法が必要となる。
多くは、金属板等の変形可能な材料が用いられる。
「precast concrete」
現場ですぐ取り付けや組み立てができるように、あらかじめ工場などで製作されたコンクリート製品・部材の総称。
壁式プレキャスト鉄筋コンクリート造の壁板や床板などの建築用の部材のほか、側溝などの道路用製品、橋げたなど多くのものがある。
略して「PC」ともいう。
「steel framed reinforced concrete structure」
柱・梁などの鉄骨部材の周囲に鉄筋を組んでコンクリートを打設した構造。
鉄筋コンクリート構造よりは粘りがあるため、高層建築物の構造体として利用される。
略して「SRC」ともいう。
「reinforced concrete」 鉄筋コンクリートとは、鉄筋とコンクリートを組み合わせ、相互の短所を補いあった構造材料。 コンクリートの材質によって普通鉄筋コンクリート、軽量鉄筋コンクリートに区別している。 略して「RC」（reinforced concrete）という。
