コンクリートの仕上げ材として用いられる塗膜やタイルは美装性だけではなく、コンクリートの保護林として、大気中の排気ガスや炭酸ガスなどの浸入を防ぎ、中性化の進行を抑制するものとして大きな役割を果している。 その仕上げ材が長年の紫外線や風雨などにさらされることによって、付着力の低下、浮き、剥落などの劣化現象に至る。